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指揮の面白さ


先日の定期演奏会では
出演者の皆さんで合唱をしました

久しぶりに指揮をさせていただいたのですが
奏者の心を感じ
聴衆の気持ちを感じ

皆さんの歌声に囲まれて
音楽をつむぐ役割をさせていただくのは

とても気持ちが良かったです


院長先生の仰っていた
「音楽は人間の生活になくてはならないもの」
という言葉は

ほんとうにその通りだなと思います

ステージで演奏した皆さんも
それを会場で聴いた皆さんも

みんなで歌声をひとつにする合唱は
歌うこと自体も
その音に耳を傾けていること自体も

その時間、その場所にいることを

共有することが
なんだか心地よく

音楽が人の生活とともにあることを
感じさせてくれました


さて、指揮者は
そんな人と人との音楽を
つなぐ役割をするのですが

テンポを出したり合わせることだけが仕事ではありません


その場に居る人の(聴衆も含めて)
「心をつなぐ」役割なのです

ですので、そのためにいろんな方法を使います
手から指先
身体の角度から
顔の表情

ときには口を動かしたり目で合図したり

人によって、その紡ぎ方は様々です

昔、バレンボイムという指揮者は
パリ管弦楽団という名門オーケストラで

ラヴェルの「ボレロ」という曲を
指揮台の上で手を動かさず
顔の表情だけで指揮しました。

振ったのは最後の数小節だけ

ゲルギエフという指揮者はアンコールの1曲を客席を向きっぱなしでした


そんな指揮もあるのか
なるほどなあ・・・無言の方が伝わることもある
そんなところでしょうか

「ここはピアノで!なめらかに!」なんて

指揮者は本番、声を出せませんから
みなさんどうやって伝えるか必死なんです

みなさんも日常で
声を出せずに何かを伝えようとしたら
身振り、手振り、必死になりますよね


そう、指揮者のいろんな動きは、それぞれの想いの現われなんです

今度、指揮者を見る時は
どんな動きをしているか、ちょっと注目してみてください

その人なりの工夫が感じられて面白いですよ

そして「え~っ」と思っても
必死なのですから

温かい目で見てあげてくださいね

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